少し前に、無印のスタッキングシェルフ用扉(衝立)を100均で自作! という記事を書いたのですが、結局枚数を作るのが面倒になり(笑、&PAPERSの「FLAP(フラップ)」を購入してしまいました。2、3枚ならよかったんですけどね。
というわけで今回は、スタッキングシェルフ用の紙製の扉、FLAPのレビューです。
FLAPの色を決める
FLAPとは、&PAPERSという会社が販売している、無印良品のスタッキングシェルフとパルプボードボックス用の後付け扉のことです。「良品仲間」として無印良品と提携していて、無印良品の一部店舗でも販売されています。
扉は紙製で、マジックテープで取り付けるため、シェルフに穴をあける必要がありません。
色は定番色が9種類あり、それにプラスして期間限定色が追加されることもあります。
値段は税込で1枚2,640円(パルプボードボックス用は2,420円)。今回はこれを8枚購入したので、2万円オーバー……。スタッキングシェルフ本体の半分の値段……。悲しくなるからやめよう。
気を取り直してFLAPについてですが、とりあえず8枚購入して、5段×3列のスタッキングシェルフ(横倒しで使用)に、市松模様のように交互に配置することだけは決めていました。
しかしながら肝心の色についてはなかなか決められず。これはもう本当に数日悩みました。
部屋のインテリアを白とオーク色でまとめているので、FLAPも白にしようと思ったのですが、さすがに白一色だと色味がなさすぎて、部屋全体がぼやっとしそうです。
そこで真んなかの段の2枚をネイビーにしようかと思ったものの、8枚中2枚だけネイビーというのも色が浮きそうな気がします。
頭のなかだけで色の配置を想像してもイメージがつかみにくいので、&PAPERSのサイトに載っているスタッキングシェルフの正面画像のスクリーンショットを撮り、画像編集ソフトでそこにさまざまな色の扉を当てはめてみて、実際にどのような感じになるのか確認してみました。これは色の配置に悩んでいる方にオススメの手法です。
しかしFLAPを買うのにここまでする人がほかにいるのだろうか(笑
この涙ぐましい作業によって、ついに自分のなかでピンとくる組み合わせを見つけ出すことができました。
FLAP COLOR SWATCHについて
FLAPにはカラースワッチ(COLOR SWATCH)という色サンプルがあります。
カラースワッチは2,420円(税込)とサンプルにしてはお高いのですが、新規会員登録で300ポイント(1ポイント=1円)、さらにスワッチ購入でポイント10%+2,200ポイントをゲットできるので、FLAP1枚分はポイントでカバーできます。
FLAPを購入するつもりだけれど色が決められない、という方はカラースワッチを活用しましょう。
FLAPを取り付けてみた
FLAPは上下左右どの方向からも開くことができます。
今回は右開きで統一することにします。
まずはFLAPと一緒に買ったマスキングテープを、シェルフの内側(縁から5mmのところ)に貼り、シェルフを保護します。
開く側も軸になる側もマジックテープで留めるので、マスキングテープも両側に貼り付けます(上開きor下開きの場合は上下に貼る)。
次に面ファスナーを、マスキングテープと同じく両側の縁から5mmのところに貼り付けます。
この面ファスナーに使われているテープが、こんな強力なものが存在するのかというくらいの粘着力なので、マスキングテープは貼っておいたほうがいいです。もしマスキングテープをせずに貼り付けて、いつの日かそれを取り外すことになったとしたら、スタッキングシェルフ表面の突板ごと持っていかれそうな気がします。
&PAPERSのサイトで買えるのは3cm幅のmtのマスキングテープなのですが、こちらは特注幅らしくネット通販では売っていないので、ここでは5cm幅のものを紹介しています。まあ&PAPERSでFLAPと一緒に買ってしまえばいいんですけどね。買い忘れた場合は大きめのものを買って、カットして使うといいと思います。
扉を開く側に、扉受けをロゴが手前にくるようにして取り付けます。ロゴの側にはマグネットが入っていて、扉を閉じるとくっつくようになっています。
扉受けの反対側に、本体を取り付ければ完成です。
簡単ではあるのですが、あと7枚か……。
スタッキングシェルフ+FLAP8枚 完成
いい感じです。
上3つをホワイト、真んなか2つをグレー、下3つをネイビー、というふうにかっちりした配置にすることも考えたのですが、あえて色ごとに斜めに配置してバラバラな感じにしてみました。
スタッキングシェルフをオシャレに使うために
スタッキングシェルフは収納力が抜群なのですが、だからといって本や雑誌をぎちぎちに詰め込んでしまうと雑然とした印象になり、オシャレ度が下がってしまいます。しまいます、というか、しまいました(経験談)。
今回紹介したFLAPのような扉を使って隠すのもひとつの手ですし、オープンになっているところは本の高さや種類をそろえ、1マスの半分くらいの量に抑えたり、1マスを完全に空っぽにしてそこに花や小物をディスプレイしたりすると、スタイリッシュな見た目になります。
あとスタッキングシェルフは1マスが37.5cmと結構高いので、背の低い本を並べるとバランスが悪くなってしまいます。漫画や文庫本を収納するなら、スタッキングシェルフよりやや小さめのパルプボードボックスのほうがオススメです。
あとがき
最初は、紙の扉で1枚2,640円か……と思ったのですが、実際に手に取って見てみると、作りがしっかりしていて機能的にもよくできているなと感じました。
紙なので汚れには弱いのですが、大きなハトメを取っ手代わりにしているので、紙の部分に手を触れることなく扉の開け閉めができます。
ひとつ懸念があるのは扉の反りについてです。
無印の店頭に置いてあるFLAPはたわんでいるものが多いので、時間がたつとそうなってしまうのかなと。
まあ反りが出たら手で反対に力を加えればいいだけなんですけどね。