以前「スタンディングデスクの選び方」という記事を書いたのですが、そのとき以下のようなことを書きました。
私もいろいろ検討した結果、DIYで作りました。その模様はあとで記事にするので、チェックしてみてください。
というわけで今回は、その模様をお届けします。
天板はなんでもOK
デスクを自作というと難しそうに感じるかもしれませんが、基本的に天板に脚をつけるだけなので、材料さえそろえば誰でも簡単に作れます。
私の場合、天板はそれまで使っていたデスクを流用することにしました(120×60cm)。
元々このデスクには白い塗装が施されていたのですが、日焼けで黄ばんでしまったので、この機会に塗装を削ってワトコオイルで色を塗り直すことを決意。
ただ、この再塗装がめちゃくちゃ大変でした。
なるべく安く済まそうと、100均で紙ヤスリとサンダーを買って、人力で地道に元の塗装を削り取ることにしたのですが、塗装が思いのほか厚くて苦労したのと、ベランダでやると削った粉が散って近所迷惑になるかも、と思ってリビングにゴミ袋を敷いてやったところ、部屋中が粉まみれになり、作業と掃除を終えたときにはグッタリしてしまいました。
結局元の白い塗装は完璧には取りきれず、その上からワトコオイル(ダークウォルナット)を塗った結果、若干ムラになってしまったのですが、まあこれも味があっていいや、とポジティブに捉え、次の作業に進むことにしました。
IKEA(イケア)で伸縮式の脚「GERTON(イェルトン)」を購入
スタンディングデスク用の脚は、IKEA(イケア)で見つけることができました。
スチール製でクロームメッキ加工が施されています。脚の長さは67〜107cmのあいだで調節可能です。
段差になっているところの上下を握ってまわして緩めると、脚を伸縮させることができ、長さが決まったらそこで締めると固定されます。
取りつけ用のプレートとネジが付属しているので、この脚4本と天板を用意すれば、スタンディングデスクができてしまいます。
値段は1本2,250円で、4本なら9,000円。気軽に買える値段ではありませんが、いろいろ探してみた結果、スタンディングデスクの脚としては、これでもかなり安いほうでした。
天板にプレートを取りつけるのが面倒だなと思っていたのですが、なんと元々ついていたプレートと、GERTONのサイズが一致していて、そのまま取りつけることができました。
面倒な作業を回避することができてラッキーでした。
スタンディングデスク完成!
天板の塗装を除けば、やったことといえば元々の脚を取り外して新しい脚をクルクルまわして取りつけただけです。ものすごく簡単な作業でした。
デスクの高さは、いろいろ試してみた結果、107cmに落ち着きました。細かく調整できるのは伸縮式の大きなメリットですね。
私の身長は172cmですが、デスクの高さに関しては自分の使いやすい高さを探ってみてください。
一般的なスタンディングデスクの高さと、ディスプレイまでの距離は以下になります。
あとがき
今回紹介したスタンディングデスクを製作したのは数年前のことなのですが、今もスタンディングデスクを使って記事を書いています。
揺らすと多少ぐらつきますが、高さがあるからしょうがないかなと。
脚が外れて倒壊するようなことはなさそうなので(当たり前)、まあこれでいいか、という感じです。
既製品のスタンディングデスクにピンと来るものがない場合は、ぜひDIYを検討してみてください。