【DIY】無印のスタッキングシェルフ用扉(衝立)を100均で自作!

無印良品スタッキングシェルフの扉を100円ショップで自作
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収納性が抜群の無印良品のスタッキングシェルフですが、本や雑誌を詰め込むと、なんだか雑然とした印象に。

収納しているのになぜか散らかった印象が……

なにかうまく隠せる方法はないかといろいろと探してみたところ、無印良品純正の「スタッキングシェルフ用扉・アクリル」という商品を見つけました。見た目的にも高級感があってオシャレです。

しかし1枚3,490円(税込)と値段が高めで、しかもネジでシェルフに穴を開ける必要があります。
また、スタッキングシェルフのマスの半分より多い数量は取り付けられないみたいです。バランスが崩れて倒れやすくなったりするんですかね。

さらに探してみたところ、&PAPERSの「FLAP」というスタッキングシェルフ用の紙製の扉を発見しました。
無印良品とは別の会社なのですが「良品仲間」として提携しているようです。無印良品の一部店舗にも置いてあります。

こちらの商品はシェルフに穴をあける必要もなく、両面テープを使って簡単に取り付けることができます。
しかし1枚2,640円(税込)。紙製の扉にしては結構な値段がします。

あと個人的に白の扉を取り付けようと思っているのですが、FLAPの扉のうち白と黒だけ表面に網目のような模様のある材質で、それがちょっと微妙なんですよね。

市販品の中に、これだ! というものを見つけられなかったので、試しに自分で作ってみることにしました。
最初は開閉式の扉にしようと思ったのですが、蝶番を使うとシェルフ側にも加工が必要になるので、とりあえず目隠しになるシンプルなついたて(衝立)で様子を見てみることに。

材料はすべて100円均一でそろえたので、失敗してもダメージなしです(笑

スタッキングシェルフ用ついたての材料

MDF材

MDF材
300×400×6mm

ついたての主役となるMDFボードです。ダイソーで購入しました。

サイズは300×400×6mm。スタッキングシェルフの1マスは37.5cm×37.5cmなので、1辺の長さが足りません。
しかし100均だとこのサイズが最大です。ダイソー以外のところも見てみましたが、これ以上のサイズのものは見つかりませんでした。

というわけで、このサイズのものでなんとか作ってみることにします。

ブックエンド

ブックエンド
14×11×7cm

スチール製のブックエンド。ダイソーのものです。
これをMDFボードの裏に貼り付けて、支えにしようという考えです。

サイズは14(幅)×11(高さ)×7cm(奥行き)。

リメイクシート(カッティングシート)

リメイクシート
45×90cm

ホワイトのリメイクシート。セリアで購入しました。
セリアはリメイクシートの種類が豊富なのでオススメです。

スキージー

スキージー
ヘラの先が布になっています

リメイクシートの圧着に役立つスキージー。ダイソー製。

ヘラの先に布が付いていて、リメイクシートを傷つけず、空気を押し出してくれます。
リメイクシートを使う予定なら、一緒に買っておいたほうがいいです。

スタッキングシェルフ用ついたての作成

材料を見てわかったと思いますが、MDFボードを切って裏にブックエンドを貼り付けるだけです。DIYといえるほどのものでもありません(笑

まずはMDFボードをカットします。

何度もなぞって溝を深くしていきます
指を切らないよう注意しましょう

スタッキングシェルフは1辺が37.5cmなので、ほんの少し短めの37.2cmにカットすることにしました。
ギリギリの幅ですが、カット後にヤスリをかける予定なので、実際はもう少し短くなると思います。

問題はカッターでMDFボードをカットできるかどうか……。

カットできた!

思っていたより簡単に、しかもきれいにカットすることができました。両面から切れ目を入れていったのですが、片面からでもいけたような気がします。
一応断面にヤスリがけを行いましたが、ヤスリなしでも大丈夫そうです。

カッターは大型のものを使い、刃は新しいものにしておきましょう。
同じラインを何度もカッターでなぞるため、集中力を切らしやすいです。怪我に注意。できれば工作用の手袋をしたほうがいいです。

ちなみに私はオルファのAL型のカッターを使っています。カッター選びに迷ったら、オルファにしておけば間違いなしです。

次にリメイクシートを貼るのですが、MDFの質感でも十分アリな感じがします。
リメイクシートを貼らなければ、MDFボードとブックエンドだけなので、総額220円です。間違いなく最も安い棚カバーです。

質感がアリならMDFのままでもOK

リメイクシートは無地のシンプルなものがオススメです。柄があるとDIY感が出てちょっと安っぽく見えてしまいがちです。
今回は、セリアのリメイクシート「ホワイト」を使います。

スキージーを使って端から少しずつ貼り付けていきます。

リメイクシートを少しずつ剥がして丁寧に貼っていきます

MDFボードに接着できるか不安だったのですが、しっかり貼り付けることができました。
しかも思いのほか完成度が高いです。スキージーは必須ですね。

予想以上の出来!

背面の処理が面倒でした

最後に両面テープを使ってブックエンドを背面に付けたら完成です。

両面テープでブックスタンドを貼り付けます

ついたてとして使うときは、ブックエンドの手前の部分を本の下に差し込むので倒れる心配はありませんが、自立させたい場合は、短い辺のほうをMDFボードに貼り付けて、長い辺のほうを手前にしないと安定性があまりよくないです。

ついたて完成!

シンプルでスタイリッシュ!

高さが足りないので上に隙間がありますが、デザイン的に狙った感じもしてそんなに悪くないです。

シールを貼ってデコレートするのもアリです。
※下の画像は実際にシールを貼ったものではなく画像編集したものです。

スタッキングシェルフのついたて NOVEL

シェルフの中身を表示したり

スタッキングシェルフのついたて 01

数字を入れてみたり

Check!

ついたてをはめてみてわかったのですが、スタッキングシェルフとついたての隙間が微妙に斜めになっていました。
本の重さによってスタッキングシェルフが若干歪んでいたみたいです。

完璧にしたい場合は、事前にスタッキングシェルフの歪みも確認しておきましょう。

隙間が斜めになっています

あとがき

MDFボードのカットに時間がかかるかと思ったのですが、意外とあっさりカットできました。
面倒だったのはリメイクシートの貼り付けです。切れ端の処理に手間がかかりました。

1つだけだと浮いてしまうので、6個くらいはついたてがほしいのですが、DIYで作るか悩み中です。
作るのが面倒なので、やっぱりFLAPを買おうかな(笑

今回は100均でそろえたのでMDFボードの高さが足りませんでしたが、MDFボードはカット込みでも結構安いので、MDFボードだけ別で買うのもアリです。

全面を覆うサイズにするなら、引き出すときのことを考慮に入れておきましょう。
自分だったら左上を斜めにカットして、指を引っ掛けられるようにすると思います。試していないのでうまく引き出せるかはわかりませんが……。

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