先日、無印良品のスタッキングシェルフ(5段3列)を購入しました。
このシェルフが優れている点は、収納力だけでなくその拡張性の高さにあります。
スタッキングという名の通り、棚を自由な形に積み重ねていけることのほかに、無印良品で販売しているたくさんの収納ボックスを、ピッタリのサイズでシェルフに追加することも可能です。
今回はそんな収納ボックスの中から、スタッキングチェスト・引出し・4個について紹介します。
スタッキングチェスト・引出し・4個 オーク材のレビュー
このチェストの値段は5,990円(税込)なのですが(ウォールナット材は6,990円)、シェルフのひとマスを埋める収納ボックスにしては正直高い……と思っていました。
しかし実物を見てみると、かなり重厚感がある見た目と作りで、このくらいの値段はするかもなあ、と思い直しました。
シェルフに入れてしまえば前面以外は見えなくなるので、前面だけオーク材の突板(つきいた)で、あとはMDFのものをもっと安く売ってくれたらありがたいんですけどね。
スタッキングシェルフの収納スペースの内寸は幅37.5x奥行28.5x高さ37.5cmで、このチェストの外寸は幅37x奥行28x高さ37cmと、ピッタリ収まるようになっています。
スタッキングチェストシリーズだけでなく、無印の収納用品にはこのサイズを基準としたものが多くあり、さまざまな組み合わせが可能です。
ところで、チェストをダンボールから取り出して最初に目についたのが、上部にある2つの穴です。
不良品か!? と一瞬焦ったのですが、これはほかの引き出しと連結するためのピンを差し込む穴らしいです。よく見たら公式サイトの商品画像にもありました。
この引き出しを単独で使って、なおかつほかの引き出しと連結する人ってそんなにいなそうな気がするのですがどうなんでしょうか。
スタッキングチェストの木目と色味について
スタッキングシリーズといえば気になるのが、木目と色味です。
このシリーズは、天然木を薄くスライスして合板に貼り付けた突板を使っているのですが、天然木のために木目と色味が安定しません。公式サイトの商品画像と同じような風合いのものが来るかどうかは運です。
今回私の元に届いたものは、木目がハッキリと出たものでした。
継ぎ目はないですし、上の段と下の段の左右で木目の流れが揃っているので、特に不満はないです。
色味もシェルフと合っていたのでよかったです。
公式サイトのコメントを見てみると、木目に対する不満が結構あるので、品質を安定させるというのは課題かなと思います。
スタッキングチェストのにおいについて
公式サイトのコメントで一番多いのが臭いについてです。
実際に臭いは……あります! ボンドっぽい臭いがします。
とはいえ、数日もすれば気にならなくなるレベルまで臭いは減るので、そこまで気にする必要はないと思います。まあ臭いの感度には個人差があるので、断言はできないのですが。
ちなみに、面積がはるかに大きいスタッキングシェルフのほうが、当然のことながら臭いはキツかったです。
スタッキングチェストにCDを入れてみた
今回、このスタッキングチェスト・引出し・4個を買ったのは、CDを収納するためです。
引き出しひとつの内寸は、幅15x奥行24.5x高さ15.5cm。厚さ1cmの標準仕様のCDケースなら24枚入る計算になるのですが、実際はケースの厚みに若干のバラツキがあったのか、23枚しか入りませんでした。
CDを詰めたあとにできた縦の隙間に4枚くらい入りそうな感じでしたが、微妙に長さが足りずに2枚しか入らず。
というわけで、標準ケースでは25枚、それが4つ分ということでチェスト全体では100枚入る計算です。
実際にはスリムケースのものも結構あるので、それ以上入りそうです。
ただ、私が所有するCDの枚数はそれよりはるかに多いので、検討した結果、チェストに合わせてCDの数を減らすことにしました。
こういうと元も子もないのですが、曲はパソコンに全部取り込んであるので、もうCDを取り出すことがないんですよね。
というわけで、大事にしているCDだけ残してあとは処分することにしました。
あとがき
スタッキングシェルフに本などを並べてみて思ったのですが、なんとなく雑然とした感じがして圧迫感もあります。
そんなシェルフにスタッキングチェストを追加することで、収納力がアップするだけではなく、収納物が直接目に触れずに部屋がスッキリ見える効果があることがわかりました。
今回買ったのはチェストひとつだけですが、扉式の棚カバーなどもあるようなので、目隠し用にそれらをいくつか買ってみようかなと考えています。
もし購入したらまたレビューします!
上記のショッピングサイトだと送料無料で購入できます。
無印の公式サイトの在庫とは連動していないようで、品切れが多いです。