エルゴヒューマン エンジョイに決めた理由 – 高級オフィスチェアの選び方

エルゴヒューマン エンジョイに決めたワケ
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以前、某雑貨屋の回転チェアを使っていたのですが、これがまあ座り心地の悪いものでした。
長時間座っているとお尻が痛くなり、太ももの裏が圧迫されて足が痺れてきて、それでも我慢して使い続けたものの、最終的に肘掛けに腕を置いた瞬間に肘掛けが壊れて落ちるという笑えないコントみたいなことに。

やっぱり椅子はデザインではなく座り心地を一番に考えるべきだよな、と反省し、その後新しく椅子を買うことにしました。

買ったのはエルゴヒューマン エンジョイ(Ergohuman ENJOY)

購入後2年が経ちましたが、買ってよかったと思える一品です。

候補にあがった回転チェア5脚

自宅でパソコンを使うとき用の椅子なので、新しい椅子はオフィスチェア、ワークチェア、デスクチェア、この辺のジャンルのなかから選ぶことになります。

この手の椅子は本当にピンキリで、上を見れば数十万円の世界です。
潤沢な予算があれば迷わず最強のオフィスチェア「ハーマンミラー エンボディチェア」を買ったのですが、さすがに椅子に20万以上はなあ……ということで、10万円以下のものを探すことにしました。

最初に気になったのが「ハーマンミラー アーロンチェア」。高級チェアの代名詞的存在です。
ただこちらは14万円程度と予算をオーバー。あと集中して作業をするのには向いていそうですが、リラックスしたいときにだらっと座るのには適していなそうです。

「オカムラ コンテッサ」もいいなと思ったのですが、こちらも15万円程度と予算オーバー。いい椅子は高い……。

結局候補にあがったのは「オカムラ バロンチェア」「ハーマンミラー セイルチェア」「エルゴヒューマン」「IKEA(イケア) VOLMAR(ヴォルマル)」「IKEA(イケア) MARKUS(マルクス)回転チェア」、このあたりです。

IKEAの回転チェアは合わず

まず最初にIKEAに行ってチェックしてみることに。
IKEAの魅力はなんといってもその価格です。安く済ませられるならそれに越したことはありません。

MARKUS(マルクス)は17,990円(当時はもうちょっと高かったかも)、VOLMAR(ヴォルマル)はもうIKEAでは扱っていないっぽいのですが、肘掛けとヘッドレスト付きで35,000円くらいだったような気がします。

結局この2つの椅子は候補から外れてしまいました。
MARKUS(マルクス)に関しては、背もたれが高すぎてヘッドレストの位置がどうもしっくり来なかったというのが理由としてあげられます。ちなみに私の身長は172センチです。

以前テレビで、古坂大魔王さんが自宅でこの椅子に座って曲作りをしているのを見たことがあります。あの人くらい背が高かったら合うのかもしれません。

イケア マルクスに座る私……ではないです(笑

VOLMAR(ヴォルマル)はIKEAの回転チェアで最も高価なもの(当時)ですが、座ったときにかなりタイトに感じて、リラックス感がなかったので候補から外れることに。

どちらも座ったときにピンとこなかったというのが正直なところです。

エルゴヒューマンに決めたワケ

次に新宿に行って、大塚家具、東急ハンズ、ヨドバシカメラと、この手の椅子が置いてあるところで座りまくってきました。特に大塚家具は種類がめちゃくちゃ豊富で、私が行ったときは客どころかなぜか店員もほとんどいなかったのでゆっくり思う存分試座することができました。

まず座ったのは「ハーマンミラー エンボディチェア」。
いやーいいわ〜。座り心地がよくデザインも高級感があってステキです。ただ高い(笑

その後いろいろな椅子を試し、最終的にこれだ! と思えたのが「エルゴヒューマン エンジョイ」です。
座った瞬間に「あ、これいいじゃん」と思えたんですよね。

座面は広めで硬さもちょうどよく、体の力が分散される感じがします。座面も背もたれもメッシュ素材なので夏でも蒸れにくそうです。デザインはまあ可もなく不可もなくといった感じですが、値段がほかの高級チェアと比べてかなり安く抑えられているのが魅力です。

というわけでエルゴヒューマンに決めたわけですが、もうひとつ決めなければいけないのがどのモデルにするかということです。

エルゴヒューマンのラインアップ

エルゴヒューマン エンジョイ ロータイプ

エルゴヒューマンには、ProとBasic、ENJOYの3つのモデルがあります。

それぞれのモデルには、ヘッドレストの有無によってハイタイプとロータイプがあります。
座面はメッシュ素材とモールドクッションの2種類です。

ProとBasicの違いは、前傾チルト機能の有無、ヘッドレストと背面のアルミダイキャストフレームの形状などで、パッと見はそんなに変わらないです。

ENJOYは上記の2つとはフレームの素材が異なり、腰を支えるランバーサポートも付いていません。

ENJOYのロータイプに決定

エルゴヒューマンのモデルを決めるにあたって、まずはヘッドレストの有無について考えてみました。

個人的に椅子に深く腰かけて頭をもたせかけるような使い方はしないので、ヘッドレストは付けなくてもいいかなと。
ヘッドレストがあると椅子の高さがアップして、ただでさえ大きい椅子なのに、部屋のなかでさらに存在感が増してしまうのが嫌だったというのも理由のひとつです。

色は有彩色のものだと飽きが来そうなので無彩色のものに。無彩色でも黒だと部屋が暗くなりそうなので、白かグレーにすることにしました。
いろいろなサイトでレビューを見てみたのですが、白は汗などで黄ばむという情報があったので、最終的にグレーに決めました。

座面はエラストメリックメッシュ。メッシュ素材はほかに3Dファブリックメッシュというものもありますが、グレーはエラストメリックメッシュしかないので、自動的にこちらを選択することになります。

エラストメリックメッシュ

最後まで悩んだのがランバーサポートの有無です。
エルゴヒューマンといえばこれ、というような特徴的なデザインである独立式ランバーサポートですが、デザイン面だけでなく、実際に座ってみると腰にやさしくフィットして、背中の負担を和らげてくれます。

ただヘッドレストのところで書いたように、私は椅子に深く腰をかけるタイプではないので、結局無用の長物になりそうな気が。
というわけでランバーサポートもなしにしました。
同じ理由からオットマン(足乗せパーツ)付きも見送りです。

結果、選んだのがエルゴヒューマン エンジョイ ロータイプ グレー。型番でいうとEJ-LAM GY(KM-10)です。

エルゴヒューマン エンジョイがやってきた

エルゴヒューマン エンジョイの梱包箱

梱包サイズは68cm×57cm×64cm(H)

箱がデカいです。
2年も前のことなので詳しくは覚えていないのですが、この箱のサイズからすると組み立て済みではなかったようです。

苦労した記憶がないということは、おそらく組み立ては簡単だったのでしょう。
いや、もしかすると忘れたいほど苦労したのかも(笑 いずれにせよひとりで組み立てられたことはまちがいないです。

座り心地は申し分ないです。
一番コンパクトなエンジョイのヘッドレストなしのタイプでも、部屋に置いてみるとかなり大きく感じるので、やっぱりこれにしておいて正解だったなと感じます。

その後、2年使い続けた感想については次回に↓