【体験記】コインランドリーで水洗い不可の羽毛布団を洗ってみた【バルコ】

コインランドリーで羽毛布団を丸洗い
当サイトには広告・プロモーションが含まれています

少し前に、羽毛布団を自宅で洗濯した結果……失敗してぺちゃんこに、という記事を載せたのですが、あの記事は元々2021年9月に書いたものでした。

あれから1年がたち、そろそろ布団丸洗いの季節だな、ということで、今回は別アプローチで羽毛布団を洗ってみることにしました。

コインランドリーで羽毛布団を洗えるらしい

バルコ ランドリープレイス

近所にBaluko Laundry Place(バルコ ランドリープレイス)というカフェが併設されたオシャレなコインランドリーがあるのですが、そこでは羽毛布団の丸洗いができます。
というか最近のコインランドリーは、羽毛布団丸洗いを売りにしているところが結構あるみたいですね。

バルコのサイトには“キルティング加工のある、中身が羽毛・ポリエステル綿(わた)の掛けふとんが洗えます”とあるので、うちで使っている無印良品の羽毛布団もおそらくいけるはず。

洗濯表記は水洗い不可になっていますが、もう自宅で洗濯してぺちゃんこになっているのでどうにでもなれです(笑

水洗い不可

バルコで洗ってみた

バルコの店内

今回使うのは、乾燥まですべて自動でやってくれる洗濯乾燥機。
布団は150×210cmのシングルサイズなので、Mサイズで大丈夫そうです。

ちなみにMサイズは洗濯乾燥が10kgまでで、Lサイズは16kgまで。シングルサイズより大きい掛け布団の場合はLサイズのほうがいいと思います。

洗濯乾燥機 Size M
洗濯乾燥10kg、洗濯のみ17kg

コースの中に、“羽毛ふとん専用”が用意されています。料金は1,200円(Lサイズの場合は1,600円)。これを選べば、洗濯から乾燥まで一度にやってくれます。

羽毛ふとん専用コースは1,200円

硬貨(500円と100円)しか使えないので、細かいのがない人は店内にある両替機で両替しておきましょう。

両替は1,000円札のみ

洗濯開始

まずは洗濯機の中が空っぽかどうかをチェック。
中になにも入っていないことを確認したら、ドアを閉めて、レバーを下に引いてロックします。

レバーを横にすると開く
レバーを下にすると閉じる

上部の操作盤の一番左に「ドラム洗浄」ボタンがあるので、お金を入れる前にそれを押します。このボタンを押すことで、2分間、ドラム内部を洗浄してくれます。

ドアをロックした状態で「ドラム洗浄」ボタンを押す(無料)

ドラム洗浄が終わったら、ドアを開けて布団を入れます。縦に1回折って、くるくる丸める感じにすると入れやすいです。

追記:折りたたむよりわちゃわちゃっと入れたほうが、全体に洗濯液がまわって汚れが落ちやすいです。

羽毛布団を丸めて投入

ドアを閉めてロックしたら、運転コース(洗濯乾燥 M 羽毛ふとん専用)を選びます。硬貨を入れると自動的に運転がはじまります。
洗剤、柔軟剤は自動投入されるので、入れる必要はありません

追記:羽毛布団は、柔軟剤を入れないほうがふっくら仕上がるようです。硬貨を入れる前に、その左隣にある「柔軟剤なし」ボタンを押しておきましょう。

洗濯開始!

時間の目安は65分となっていますが、私がやったときはそれよりも長く、80分くらいかかった記憶があります。
店内にはWi-Fi付きの休憩スペースがあるので、そこで待つことができます。私は家が近かったのでいったん帰りましたが。

休憩スペース

バルコの便利なところは、ウェブで洗濯機の稼働状況をチェックできるところです(公式サイトからStore検索し、「稼働状況」のURLをクリック)。
洗濯機の空き状況や、あと何分で終了するかがリアルタイムでわかります。

洗濯が終わったあとは、次に使う人のために洗濯機のドアを少し開けておきましょう。空いていることを示すのと、中の湿気を取るためです。

追加で乾燥

洗濯と乾燥が終了して、ぱっと見はふわふわになったのですが、指でぎゅっと押してみると湿っているところがまだありました。

洗濯乾燥機の上のほうに、

羽毛ふとん専用コースをご利用の方へ
洗濯乾燥後に25kg乾燥機(大型乾燥機)で24分追加乾燥してください。ふかふかに仕上がります。

と書いてあったので、指示に従い追加乾燥することにしました。これは「したほうがよい」というより「マスト」な感じですね。

大型乾燥機で仕上げの乾燥

100円で8分間なので、24分で300円です。

布団を入れる前に、ドアを閉めた状態でドラムリフレッシュを押すと、空気がプシュッと出てホコリを払ってくれます。私がやったときは機械が壊れていたのか無反応でしたが……。

ドラムリフレッシュを終えたら、布団を入れてドアを閉め、硬貨を入れると自動的にスタートします。

コースは「標準」「低温」「毛布」の3つです。
羽毛布団は低温でやったほうがいい説もあるのですが、バルコの公式サイトには、“しっかりと乾燥して清潔に保ちたいタオルやシーツ、羽毛ふとんは標準または高温がおすすめです”とあるので、標準を選びました。

ちなみに標準/高温は約70℃、中温/低温は約55℃〜60℃とのこと。

洗濯乾燥完了!

洗濯と乾燥をすべて終え、家に持って帰ってきました。

こちらが以前自宅で洗って天日干したあとの状態で↓

自宅洗濯&天日干し後の羽毛布団

こちらがコインランドリーで洗濯乾燥後の状態です↓

上と比較すると写真の角度がちょっと怪しいですが(笑、確実に膨らみは増しました

羽毛がぱんぱん、というほどではないのですが、自宅で洗濯する前くらいの状態には復活したので十分満足しています。
1,200円+300円(追加乾燥代)=1,500円で、においも汚れも取れて、気分もすっきりです。

そういえば洗濯表記的にはこの羽毛布団は、水洗いもタンブル乾燥も禁止になっています。そんな羽毛布団を、思いっきりじゃばじゃばと水洗いしてぐわんぐわんとタンブル乾燥したわけですが、特に問題はなかったです(※洗濯に関しては個人の責任で行ってください)。

個人的にはこれからも年一くらいの頻度でコインランドリーで洗おうかなと思っています。
この記事が羽毛布団を洗おうと思っている方の参考になれば幸いです。

布団丸洗いの「フレスコ」

機械や洗剤も自社開発している
コダワリの布団クリーニング店。
布団1枚から申し込み可能。

羽毛布団を洗えるコインランドリーが近くにない、コインランドリーまで持っていくのが面倒、コインランドリーで洗うのは抵抗がある、高級布団なので失敗が許されない、もっとふっかふかに仕上げたい、という場合は、プロに任せてしまうのもアリです。

宅配布団クリーニングの専門業者はたくさんありますが、いろいろ調べた結果、評判もいいですし、自分が使うとしたらフレスコかなと。
料金はだいたい相場と同じくらいです。