乾燥する冬。手荒れがひどいので加湿器を導入することにしました。ふと部屋の湿度計を見たら25%だったんですよね。これは肌も荒れる。アカギレ痛い……。
いろいろ悩んで最終的に選んだのは、SwitchBot気化式加湿器。
Wi-Fiが付いていて、スマホですべてをコントロールできる高機能加湿器です。
実際に一シーズン使い込んでわかったこの製品の良さと微妙な点について、本音でレビューします!
SwitchBot気化式加湿器の基本スペック

SwitchBot(スイッチボット)気化式加湿器
加湿方式: 気化式
加湿量: 最大750ml/h(プレハブ洋室〜21畳/木造和室〜13畳)
タンク容量: 4.5L
消費電力: 約15W
定価: 19,800円(税込)
実際に使って感じた良い点(メリット)

SwitchBot 気化式加湿器の操作パネル
電気代が安い
気化式の最大のメリットは電気代です。消費電力はわずか15W。
スチーム式は300〜400W、ハイブリッド式でも150W程度消費することを考えると、24時間つけっぱなしにする冬場において、この差は月単位で数千円の差になって現れます。
まあスチーム式の場合は、つけっぱなしのような使い方はしないと思いますが。
手入れが簡単

フィルターの取り出しも簡単
以前使っていたダイニチのハイブリッド式は、加湿能力には満足していたのですが、フィルターがすぐにガビガビになり、クエン酸に漬けてもなかなか取れないのがストレスでした。
SwitchBotのフィルターは、キッチンスポンジのような触り心地のものでガビガビにならず、扱いが非常に楽です。私は240時間(※1)ごとに、洗面所のシンクで粉末のワイドハイターに30分ほど漬け置きしています(※2)。これだけで汚れもニオイもスッキリです。
公式には洗濯機もOKとされていますが、使用後のフィルターは結構汚れているので、手洗いの漬け置きのほうがいいと思います。洗浄後は、そのまま濡れた状態でセットして即運転できます(※3)。

1回目の洗浄時の写真
結構汚れています
※1. 手入れ時期(240時間)がくると本体ランプが赤く光って知らせてくれます。洗浄後は、スマホのSwitchBotアプリから使用時間をリセットします。
※2. フィルターに付いている白いゴムはなくさないように注意が必要です。これがないと、運転時に内部からポチャポチャと水が落ちる音がする場合があります。フィルターを漂白剤で洗う場合は、ゴムが劣化するので取り外しておきましょう。
※3. フィルターを取り付ける時は、フレームに被せるだけではなく、溝の部分にしっかり押し込むようにします。こちらもポチャポチャ音の原因になります。
豊富な機能性
スマホで外から操作できるのはもちろん、「湿度が40%以下になったらオン、50%以上になったらオフ」といった自動化設定が可能です(要SwitchBotハブ)。
また、水が少なくなれば本体の赤いランプで知らせてくれて、なくなれば自動停止。基本性能がしっかりしており、加湿しすぎや空焚きを防げます。
4.5Lの大容量と2WAYの給水スタイル

フタはのせるだけ
タンクは4.5Lと大容量。一日中つけっぱなしでも給水はだいたい2回程度で済みます。
上から水を注ぐこともできますが、4.5L分を往復するのは面倒なので、私は空になってからタンクを外して蛇口からダイレクトに給水しています。
まだ水が残っている状態で追加給水したい場合は、上からの給水のほうがやりやすいと思います。フタはタンクにのっているだけなので、取り外しも簡単です。
高機能なのに本体価格が安い
Wi-Fiを搭載し、スマホやスマートスピーカーと連動できる高機能モデルでありながら、定価19,800円(税込)という設定はかなり良心的です。
さらに、SwitchBot製品はAmazonのセールや公式サイトのキャンペーンで頻繁に割引されます。他社の同スペックかつ非連動の気化式モデルと比べても、コストパフォーマンスの高さが際立っています。
実際に使って感じた微妙な点(デメリット)
加湿能力には限界がある
我が家は鉄筋コンクリート・24時間換気のマンションで、冬の乾燥のピーク時には、日中の湿度が25%まで下がります。この加湿器を「強」で回し続けても、40%程度まで上げるのが精一杯でした。
一部屋ならもっと上がるかもしれませんが、リビング+隣の部屋といった広い空間を、気化式のこれ一台で潤すのは難しい、というのが正直な感想です。
しっかり加湿したい場合は、部屋ごとに用意するか、電気代を犠牲にしてスチーム式(蒸気式)にしたほうがいいと思います。
ちなみに以前パスタを茹でた時に、部屋の湿度が一気に50%まで上がったのを見て、スチーム式のパワーを感じました(笑
フル機能を使うには別売りデバイスが必要

SwitchBot 温湿度計Pro
この加湿器には湿度計がついていません。
スマホ連動や「◯%以下になったら起動」といった自動化をフル活用するには、別途SwitchBotの温湿度計と、ネット接続用のSwitchBotハブが必要です。要は本体以外の追加費用がかかるということです。
ちなみに私は元々ハブミニを持っていたので、温湿度計Proを購入して、ハブミニと接続して使っています。
・安く済ませたいならシンプル機能の「温湿度計」
・自動化等フル機能を使うなら温湿度計付きの「ハブ2」
音の大きさ
最大加湿時は「ゴーッ」という音が響きます。静かな部屋だと少し耳障りに感じるかもしれません。個人的には慣れましたが。
苦労して「湿度が40%以下になったらオン、50%以上になったらオフ」という設定にしたのですが、結局この加湿器を付けっぱなしにしても50%以上になることはほとんどないので(浴室を開けっぱなしにしたり、条件次第でたまに50%以上になることもある)、「おまかせ」モードにしても終始「強」状態です。
「おやすみ」モードは非常に静かなので、就寝時に困ることはありません。ただし、おやすみモードにすると加湿力も落ちるため、寝室の広さによっては朝に乾燥を感じる可能性があります。
フィルター乾燥機能のニオイ
水がなくなった時や電源をオフにした時に、自動でフィルターを乾かす機能があるのですが、これが少し厄介です。フィルターが汚れていると、乾かす際に生乾きのような嫌なニオイが漂うことがあります。シーズン中はほとんど稼働させているので、無理に乾かさなくてもいいような気がします。まあ電源ボタンを押せば止まるのですが。
デザインが無骨
他のSwitchBot製品にはスタイリッシュなデザインのものが多くあるのですが、この加湿器に関しては結構家電感が強く、無骨な印象です。サイズもそれなりにあるので、インテリアにこだわる人は置き場所に少し悩むかもしれません。
まとめ
良い点、微妙な点があるこのSwitchBot気化式加湿器ですが、個人的には満足しています。湿度も25%だったのが40%まで上がったのだからまあいいか、といった感じです。スチーム式やハイブリッド式にすれば、加湿力には満足できると思いますが、電気代が跳ね上がってしまいますしね。
手入れのしやすさとランニングコストを最優先する人にとって、オススメできる一台です。
向いている人
電気代を安く抑えたい
フィルターの「ガビガビ」掃除から解放されたい
他のSwitchBot製品ですでにスマートホーム化している
向いていない人
部屋が広く、冬でも湿度を常に50%以上に保ちたい(スチーム式へ)
静音性とデザインを最優先したい

